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農畜産物への風評被害に対する損害賠償関係緊急セミナーへ行ってきました

本日、農家さんに事務処理が必要な場合は手伝ってということで、「農畜産物への風評被害に対する損害賠償への備えと今後の対応について」という講演会へ行ってきました。うつくしまふくしま農業法人主催。

会場はほぼ満員でした。弁護士の講師の先生の話はとてもわかりやすく、まだ今後の国や電力会社の動向などが分からない点も含めながらも、端的に説明して頂きました。

一部、抜粋的なメモ。

・因果関係、過失相殺、被害者側の注意、損害を小さくする努力も必要ということもある。
・双方の当事者が公平とおもえることはあまり多くはないが、どこかで線を引かなければならない。
・風評被害は第三者の行為が介在し、どこまでが事故の影響によるものか判断が困難。相当因果関係の問題。
・出荷自粛:自分で自粛してしまったものについては、認定されにくい。指示によるものなら保証はある。
・財産損害として、土壌等の汚染の除去等に要した費用を確認できる資料も提示資料となる。

これから、どうなるかわからないですが賠償のための準備、対策としては、
・記録をしておく。
・転売や出荷など、損害をなるべく少なくする努力をする。応援のために買ってくれる人もいる。最小限にするようにがんばったが駄目だったということで、損害認定へつながる。
・損害を最小限にする努力をしたことの証明は、
・取引先からの拒絶証明
・販売促進のための広告、イベントなどの証明
・直販のためのウエブサイト、メールのやり取り

今回お話を聞いて、法律という世界の考え方、因果関係などを学ぶ必要もあることが分かりました。どういう関係によって法律は判断されるのかという知識が必要。

そして、過去の事例からも「風評被害」というのは非常に判断が難しいということも分かりました。

総合的に今必要なことは、あたりまえのようですが「生産・販売努力をすること」ということが分かりました。もちろん、各地の被災状況は多様で原発被害という大きな課題があり、簡単ではないことは分かります。しかし、きちんと記録し販売行為を続けていることが大切で、自主的に風評被害だなどと言って自粛することは認定されにくいということです。国からの制限の場合は認定されます。

商売は、お客さんの気持ちが大切です。原発問題をはじめ風評被害漂う中で、気持ちを動かすことはただでさえ大変なのに、もっと大変です。それでも実践しなければ復興へはつながらないと思います。

これからどうしようと議論していましたが、今日の話を聞けたことと、ポジティブで行動力のある農家さんにより、次にやるべきこと、できることがあるのではないかということになりました。

がんばっぺ!いわきの野菜。
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