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日除けという復元された「拝見場」に出会いました お茶のまち八女市にて

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先日、木を内装に使った体育館の調査に九州の八女市へ行ってきました。八女市には古い町並みがあり、まちを探索しているとなんとも楽しくなります。古い町屋を利用したギャラリーやショップがあることも街歩きを楽しくしてくれます。帰りのバスの時間までぶらぶら探索していると、不思議なファサードのお茶屋さんを発見。

お茶のまち八女市。お茶をお土産に買いたかったので、店内へ入ってみると、

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不思議なファサードの店内側は何やらカウンターのようになっていました。
偶然に出会ったお茶屋さんは「このみ園」さんでした。【HP】

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お店の方にお話を伺い驚きました。この場所は「拝見場」といい、昔、茶葉を海外へ輸出していた時に色をつけた茶葉を見分けたり、農家が持ち込んだ茶葉やお茶の色を調べる場所として機能していました。なぜ、この黒壁の日よけが必要だったかというと、日光が乱反射しないように日除けや室内を真黒くぬることで、どの季節の天候でも同じ状態で色を確認することができるようにするためだったのです。電気がない時代のすばらしいデザインです。まさにバイオクライマティクデザイン!

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日光をコントロールする地域産業のデザイン。しかし、太平洋戦争前後にこのようなつくりはすべて解体させられ残っていたものは全国で数か所でした。戦時中は健康のために日光を取り入れましょうということだったようです。

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日除けのついてるお店の古い写真が発見されたことをきっかけに、このみ園さんは当時のことを伝えるギャラリー&試飲コーナーとして開放されています。改修のプロセスはお店のfacebookでも拝見できます【こちら】

お店で、八女茶の試飲をさせていただきながら、いろいろお話を伺っていて、さらに驚いたのは、

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お店も復元したので、お茶も当時のラベルがあったので復刻盤のお茶です。ラベルをよく見ると「八女郡福島本町」と書かれています。確かに八女市を歩いていると「福島」という名称がつかわれていることに気づきます。そのことも聞いてみると、八女市になる前は、このあたりは「福島町」という地名だったそうです。洪水がおこってもこのあたりだけが島状に残ることから「福島」というネーミングにつながったということを聞き、福島県民としては、ものすごく親近感がわきます。

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試飲させて、購入させていただいたお茶を持ち帰り毎日飲んでいますが、味わい、濃さ、コストパフォーマンスのバランスもよく、おいしく、我が家の定番になりそうです。

建築、歴史、お茶。貴重な体験ありがとうございます! 
お茶のネット販売もされているので、福島県からはちょっと距離ありますが助かります【創業慶応元年八女最古参の製茶問屋 矢部屋 許斐本家/このみ園】さん。
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自然を活すデザインを日々探求。土地・地域の可能性を見つけシンプルに魅力をデザインし活用しやすくすることが、快適な住いや暮らし、食事、商売へつながり、グルグルと循環するような気がしています。
分かりやすさと対話を大切に建築・企画・デザインしています。
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